ChatGPT、何も設定せず使っていませんか?
それ、めちゃくちゃ損してます。
実は、ChatGPTには“カスタム指示”という神機能があり、たった一度コピペで設定するだけで出力がプロレベルに進化します。
SNS運用も、Excel業務も、提案資料も、「わかってる人の相棒」に早変わり。
この記事では、誰でも即使えるカスタム指示テンプレートと設定手順を、分かりやすくまとめました。
今日からあなたも「ChatGPTを使いこなす側」へ。
カスタム指示とは?一言でいうと…
「自分用にChatGPTを最適化する設定」です。
通常、毎回の指示で「140字で書いて」「口調は丁寧にして」など細かく入力している方も多いはず。
それを一度だけ”設定に組み込んで保存”してしまえば、毎回の出力が安定し、効率も爆上がりします。
ChatGPTのカスタム指示設定の手順(所要3分)
▼ ステップ①:設定画面を開く
- ChatGPTの画面左下「プロフィールアイコン」をクリック
- 「Settings(設定)」を選択
- 「Custom instructions(カスタム指示)」をクリック
▼ ステップ②:以下のテンプレをコピペして貼るだけ
【あなたについて(ペーストOK)】
用途:X運用/資料/Excel/税理士
優先:即コピペ出力。Excel=TSV、X=140–180字。
文体:SNS=熱量高め・少し尖りOK・業務=簡潔・断定。
品質:ハルシネ禁止。曖昧なら先に質問→根拠明示(公的出典優先)。
形式:3行サマリ→本論→代替案。
TZ:Asia/Tokyo。日付=YYYY/MM/DD。
【どのように応答してほしいか(ペーストOK)】
SNS:本ポスト→リプ2本。180字以内/絵文字1個。
Excel:最初にTSVで要約→手順→注意点→改善案3つ。
資料:見出し→要旨→箇条書き→次の一手。
税務/法務:結論→根拠(条文/通達/URL)→条件→例。
最後に「不足情報チェック」と「次の一手」を1–2個付ける。
モデルはどう選ぶ?用途別おすすめ
モデル名 | 特徴 | おすすめ用途 |
---|---|---|
GPT-4o | 高速生成/高品質 | アイデア出し/要約/SNS構文 |
gpt-4-turbo(o3) | 長文・構成が得意 | 資料ドラフト/構成設計/推論系 |
Claude / Gemini等 | 他AIとの併用も | 要約・資料要点抽出(Claude)など |
カスタム指示 × メモリ機能でさらに最強化
もしGPT-4のメモリ機能が使えるなら、カスタム指示に加えて口調・出力形式の好みだけを覚えさせると、すべてのチャットで出力が安定します。
注意:個人情報や機密情報は記録させないようにしましょう。
よくあるつまずきと“指示の裏ワザ”
課題 | 対処プロンプト |
---|---|
回答が長くて読みにくい | 「見出し+要点3つ+結論1行で再提示して」 |
表が崩れる | 「TSV(タブ区切り)で出力して」 |
SNS投稿が弱い | 「熱量120%で、刺さるワードを先頭に」 |
税務の根拠が浅い | 「公的根拠+条文番号+要旨+URLを明示して」 |
まとめ|ChatGPTは“設定する人”が勝つ
ChatGPTは、初期設定のままだと、10の力を3〜4しか使えていないことが本当に多いです。
しかし、今回のようなカスタム指示を入れておくだけで、**毎回の作業が「爆速・高品質・再現性あり」**に進化します。
今すぐ以下を実践してみましょう:
- カスタム指示をコピペして保存
- モデルを目的に応じて使い分け
- メモリがONなら、文体・形式だけ記憶させる